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第4章 ■ 物流コストダウン7つの方法『⑥返品の効率化』

「⑥返品の効率化」

物流によるコスト削減を講じるときに、あまり注目されないのが返品に関する物流業務である。
返品作業は無いことがベストである。まず返品を出さない取り組みを行う必要がある。
返品を出さないための取り組みとしては以下の事項が挙げられる。

(1)作業中の破損の撲滅
(2)ビッキングミスの撲滅
(3)誤配の撲滅
(4)入出荷検品の徹底
(5)顧客からの返品対応の変更
(6)受注ミスの撲滅

一般的に、返品作業をゼロにするということは難しく、物流面からも効率化が必要である。
返品に関する物流の効率化として返品業務の集約化がある。
返品を受ける箇所を特定し、出荷とは異なる流通経路で返品を回収するのである。
例を挙げると、工場で製品を製造し各地方の支社を経由して商品を流通させている場合、
返品を担当支社に戻すのではなく、工場直に返品することによって支社の返品業務を
工場に集約することができる。

顧客からの返品については一旦、営業が受け取り、
そのまま営業所や支社に滞留させすに工場に戻すことになる。

また、各支店にて返品業務を行っている場合においては、
閑散期の通常業務として対応することで季節波動による作業量を平準化することに
用いる場合もある。

        図⑯■返品の効率化●P88