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第144回「人材は“採用”で決まります」

頭の中ではわかっているがなかなか手つかずとなるのが「教育」。あまりよく考えていないがよく行っているのが「採用」。大半の物流会社の実態である。今回は後者の「採用」にスポットを当ててみたい。

事務職や管理職の採用となると社長も自ら面接に出てきて意見を述べるが営業所展開をしている物流会社になるとドライバーの採用は現場の所長クラスが行っている会社が大半である。事務職、管理職、ドライバーの採用に共通する重要ポイントの一つに履歴書がある。履歴書の見方を知らないがために優秀な人財を採りこぼしたり、採らない方が良い人材を採ってしまうというミスマッチを発生させている。それは履歴書送付を依頼した時から始まっている。

1.履歴書が送付依頼日から3日以内に届く
2.封筒の裏には本人の住所と名前が書かれてある
3.履歴書には写真が貼っている
4.3の写真が歪んだりせず、きれいに貼られている
5.履歴書には氏名の後に印鑑が押されている
6.履歴書以外に送付状や挨拶状がついている
7.修正テープを使用していない
8.何回も使用しておらず、折り曲げ箇所にくせがついていない
9.必要欄にはすべて記入されている
10.履歴書の文字は汚くてもていねいに記入している
11.過去の勤務が2年6ヶ月以上続いている
12.派遣だけではなく正社員として2年6ヶ月以上勤務した経験がある
13.35歳で転職社数が5社未満である
14.前社の退職から今回の就職までの間が6ヶ月未満である

以上14項目のうち7つ以上○がつけば次は面接である。

本質的に履歴書には本人が知られたくない情報は書かれていない。しかし、この履歴書はその人物の性格や癖がどうしても現れてしまう代物である。たかが履歴書、されど履歴書である。
しかし「採用」は履歴書だけで判断することはできない。「面接」そして「二次面接」と進めば履歴書にはないその人物の長所、短所が浮かび上がってくる。そういう意味では「明確な採用のプロセスを決める」ことが最重要と言えるだろう。

社長、履歴書を読める管理職はいますか。