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第150回「免許証の重み」

■私ごとながら今度の免許更新で初めてゴールド免許がもらえることになった。その内
容は皆さんご存知のように5年間無事故・無違反の優良運転者ということである。ち
なみに私の性格を知っている周囲は驚いている。物流会社のドライバーさんほど車は
乗らないが数社のクライアント先や現場、そして会社への出勤など、休日はもちろん
のこと車に乗っている。
私が驚いたのは5年間という期間の長さである。
3年間ならまだしも5年間継続するというのは日頃の心がけと注意することだけでは
順守できない。もしかすると運の強さもあるかもしれない。過去にこんなことがあっ
た。ある物流会社の研修会を終わってのことである。懇親会があり、私の同年代の社
員さん達と話が盛り上がって、年令を確認し合うために免許証を見せ合った。その時
に「青木さんってゴールドじゃないんですか」と言われた。「そうか仕事柄ゴールド
でなければいけない」と痛感した。それから自然に車の運転に気を配るようになった。
あれほど抵抗があったシートベルトも今は着用すると反対に安心する。習慣は第二の
天性というが真にそうである。
皆さんの会社ではドライバーの免許状態を把握されていますか。以前、ある会社では
免許停止中のドライバーを仕事に就かせていたことがあり、後に大問題となり、それ
からこの会社では定期的に全ドライバーの点数、違反状況を警察に問い合わせるよう
になった。また別の会社では点数が少なく免許停止間近となったドライバーにはコー
スを変更させるとか倉庫作業に回るなどという例もある。
ドライバー自身にとっては免許証はメシの種。それだけに違反や点数などをどうして
も隠したいという思いが働くことが多い。運行管理及び配車業務の一環としてこれを
しっかり管理しなければならない。もう一度聞きます。皆さんの会社ではドライバー
の免許状況を把握されていますか。