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第196回「パート・アルバイトの採用」

物流現場のパート・アルバイト化が進むなか、その採用で困っている会社も多いのではないだろうか。
最終的には「派遣スタッフ」の導入と考えている会社も中・長期的には自社パート・アルバイトを抱えたいと考えている場合が多い。当然、採用が競争激化している地域では「競争しない」採用方法を考えなければならない。

ある東海地方の物流会社は、新聞チラシにパート募集を出したが全くと言って良いほど問合せすらなかった。理由は、周辺の同業者同士でヒトの取り合いになってしまっていたからである。
時給は他社と同額であっても、働く時間帯が同じであれば、知名度のある特積会社や宅配会社に募集が集まる。そこでこの会社は「働く時間」に目をつけ、「あなたの働ける時間をエントリーしてください」と明記したところ、約38名もの問い合わせがあり、そのうち20名を採用した。
生活様式が多様化している現在、午前7時、午前9時スタートの仕事に就くことができるパート・アルバイト以外にも、両親の介護をしていたり、子供の学費の為に深夜に働く方が都合が良かったりと、様々な勤務ニーズがある。
今まで1名で6時間働いてもらっていた仕事を2名で対応するようになるなど、採用する側は細かなシフト管理が必要となってくる。
特に特積会社、食品を扱う365日24時間対応の物流会社には、この方法は得策と言える。

また、最近ではその募集媒体にも変化が見られる。パート・アルバイトの採用だけに社員を採用するコストほどはお金をかけられない。費用対効果が求められる。
最近では、チラシや新聞などの活字媒体の他に、携帯サイトから仕事をみつけることができる就職専門の大手が運営するサイトからの問い合わせも多い。
これも忙しい現代人の生活様式の変化と情報化社会、特に携帯サイト活用の普及からこのような変化が起こっている。

みなさんが持っている携帯を一度見ていただきたい。必ず「働く」こと関するサイトが数ヶ所は掲示されている。ちなみに、気になるお値段は掲載7日間で3万前後とお手頃である。時代に合った採用方法を考えていかなければヒトは採れない時期に来ていることは確かである。