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第217回「外部同業者とうまく付き合う」

物流業界に限らず、お客様からのニーズに対して対応できない場合、自社対応に限界がある場合、外部同業者と組んで仕事をするケースがしばしばある。
しかしこのような外注化業務においてもうまく機能する場合とそうでない場合がある。我々でいう傭車や借庫、構内作業の外注化などがそれにあたる。以下のような点が重要と言えるであろう。

1.丸投げは禁物、管理や立会いは自社で行う
2.(長期的なパートナーと見なすのであれば)きつい仕事(料金、荷姿など)は依頼しない
3.ギブ&テイクからギブ&ギブを心掛ける
4.委託先の売上を安定させる
5.自社と付き合うことのメリットを創る(支払サイト、作業の簡素化など)

実際、傭車や借庫が決まれば管理料などと言う名目で口銭をもらうが、しかし、その口銭分の仕事を行っていないという丸投げが多く、これらの多くは短期的には機能しても長期的には障害が起こる場合が多い。

傭車先のドライバーの商品知識不足による事故や、自社を飛ばし直接、依頼先と荷主とが契約締結などが発生する。また同業者からの委託業務は特に現場スタッフの意見が重要視される。パレット積みなのか手積みなのか、1ヶ所降ろしなのか3ヶ所降ろしなのかなど、現場のドライバーや作業スタッフにとって対応できる仕事なのかキツイ仕事なのかも外部同業者との業務をうまく機能させるポイントである。

傭車比率50%というある食品物流の会社ではドライバーが喜ぶ仕事を優先して委託し、次の仕事の際も気持ち良くドライバーに受けてもらえるように配慮している。外部同業者ほど頼りになり、あてにならない委託先はないかもしれない。繁忙期となると一斉に自社の仕事に集中し、車は集まらないし、倉庫も空きがない。そういう意味ではそのような繁忙期にでも優先して業務を受けてくれるようなシクミが必要である。
それは支払サイトを短くするなどと言った経営側のメリットと、リフト作業は自社で行う、荷姿が軽量箱物など、現場作業側のメリットと両輪で考える必要がある。

皆さんの外部同業者との業務関係は良好ですか