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第229回「パートの“品格”」

昨今、パートの戦力化は物流現場の運営に欠かせない必要条件となった。
今や一般社員とパート・アルバイト、そして派遣スタッフの能力に違いなどはないと言えるであろう。
待遇と処遇と責任の範囲に違いがあるといえるが、
その責任の範囲も個人の意識にバラつきがあり、
大差はないと言える。
パート・アルバイトの戦力化が進む中、
彼らの二極化が進んでいることも確かである。
前述の通り、責任感の有無からくる
業務の「品質性」と「生産性」、
そして継続性いわゆる「定着率」の二極化だ。
これは「なぜパートとして働かなければならないのか」
ということに大きく起因していると思われる。
パートとして働く理由には、
「取り敢えずお金を稼がなければならない」、
「時間に余裕があるのでパートでもしてみたい」、
「遊ぶお金がいるのでアルバイトしている」
などがある。
一方、「生活費が足りず働かなければならない」、
「子供たちの学費分を稼がなければならない」、
「夫が病気で仕事ができない」、
「住宅ローンが残っている」
という人も。
パート・アルバイトをしなければならない理由が逼迫していることと、
「責任感が強い」ということは深く関係していると私は認識している。
また、その責任感は「品格」となって周囲に美しく映っていることも多い。
では、パートにおける「品格」とはどのようなものがあるだろうか。
①「パート」であることを理由に仕事を断らない、
②時間厳守であり、かつ残業や早出の要請にも積極的に応じる、
③仕事のミスや急な欠勤はパート全体またはその現場全体に迷惑がかかることをよく知っている、
④パートだからと言って責任感の有無には関係ないと思い行動している、
⑤社員や管理職に対して正当な理由をもって提案することができる、
⑥休憩時間や昼食時間にその会社の悪口を言ったり、他の職場の状況を軽々しく話さない、
⑦正社員に負けないくらい仕事を覚え、注意や余計な指示を受けたくないと思い、日々努力している
—などが挙げられる。
品格のあるパートもやはり輝いているし、
オーラのようなものがある。
皆さんの現場には品格のあるパートさんは何人くらいいますか。