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第284回「輸送コストの見直し方(2)」

2.輸送コスト削減の考え方
〜輸送コスト削減のための施策トップ3〜
(1)頻度の削減…得意先への輸送を集約することによる頻度の削減をします。
具体的には物量に関係なく月曜日から金曜日まで週5日出荷していた得意先に対してある程度、物量をまとめてもらい、火曜日と木曜日に限って出荷するといったことで輸送コスト及び運賃が削減することができます。

(2)距離の短縮…輸送費のほとんどは距離帯で料金設定をしていることが多いため、出荷拠点を変更・増加することによる輸送距離の短縮を行います。
例えば、顧客の多い地域の近くに物流センターを構え、販売、納品のための輸送距離を短縮したり、生産工場に隣接した出荷拠点を構えることで直送化を進めたりすることで輸送距離を短縮させたりします。

(3)単価の低減…料金単価の設定を低減することにより、輸送費の削減を行います。(ただし、単価の低減は品質の低減につながる恐れもあるため最後の手段となります)

青木 正一 著

大阪府工業協会 編集発行 『商工振興』2010.12号に掲載