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第303回「リズムを変える」

リズムを変える。
日々がルーティンの仕事が多い方にはピンとこないかもしれないが、営業や対外業務の多いビジネスマンに限らず、働く人々にとって時に必要な手段であろう。
筆者の場合、コンサルタントという仕事柄、全国への出張とクライアントやセミナー、研修などで多くの人と接するため、毎日のリズムが一定でなく、むしろ変化の連続である。そのためリズムを保つ(変えない)要因を見つけ出そうとすることも少なくない。

例えば朝食の中身であったり、補給する水分の種類(水、お茶)などが挙げられる。一方で体調がすぐれなかったり、仕事の空回り、対外的なミスコミュニケーションなどが発生すると意識的にリズムを変えることも負からの脱出法の一つとしている。
例えば「時間」、メールチェックをする時間を意図的に早めたり、遅くさせる、原稿を書く時間を夜から朝に変える。また通常は当日入りのクライアント先に前泊で入る、移動中の新幹線、飛行機の中で仕事はストップして、全く関係のない雑誌を見たり、音楽を聴くなどの気分転換を図る。
このようにリズムの変え方には「時間」をずらしてみる、「時間」の使い方を変えるという方法がある。
クライアント先では形骸化してきた朝のミーティングを残業時間の短縮も含めて終礼ミーティングに変えたことで手応えを掴んでいるところもある。

次に「場所」である。
ミーティングを行う場所、食事を摂る場所、商談を行う場所などに変化を入れることもリズムを変えるという点では大きく影響する。
筆者の場合、朝食、昼食は移動する交通機関で摂る場合が多い。ドライバーで言う「カミカミ」である。
当然食事を摂った感覚は少ないし、胃の調子も今一つになる。やはり時々は“止まっている”場所で摂るようにしているが、これはまた反対に移動する交通機関で摂ることが習慣づいてしまっているからか“時間がもったいない”と感じ残念ながら逆効果であった。
また、商談の際いつもは弊社に来社していただくが、相手先のオフィス環境の把握も含めてこちらから出向いてみるといったことは良く行われている。「場所」の変化である。

既述と同様のミーティングにおいても現場での立ったままの朝礼を、時には食堂、休憩室、外のベンチなどで座って行う。重要な事柄を伝える際には集中力が高まり効果的である。また個人面談でも時には社外で行うことも有りである。

“リズムを変える”の最後は「相手」である。
そもそもリズムを変えたいと思う背景にはヒトが起因していることが多い。コミュニケーションの不具合や上司からのストレスなどちょっとした“人嫌い”が発生している場合が多い。そのような時は簡単な仕事を依頼する部下を変えてみる。相談する相手を変えてみる。いつも並ぶコンビニのレジの担当者を変えてみる。いつも立ち寄る飲み屋を変えてみる。常に情報収集する相手を変えてみる。
例えば「今日の物量は多い?」といつもは現場リーダーに聞いているが、パートさんに聞いてみるなど挙げられる。

ルーティンワークの多い方々は特に「なんか違うなあ!?」「うまく仕事が回らない!?」などと感じられたら、思い切って“リズムを変える”ことをおすすめする。