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第335回「偉大なる2人の恩人」

筆者には偉大なる2人の恩人がいる。ひとりは佐川急便の創始者である故・佐川清氏であり、もうひとりは先日、亡くなられた船井総合研究所の創始者である舩井幸雄氏である。

お二方はいずれも筆者が社会人として務め、仕事を教わった会社の当時のオーナー社長である。実際には多くの方々にお世話になり、助けていただいているが、この2人の人物がいなければ今の自分はなかったかもしれない。物流コンサルタントを営んでいなかったかもしれない。
佐川急便(物流)+船井総研(コンサルタント)→日本ロジファクトリー(物流コンサルタント)として独立というキャリアを積み重ねてきたつもりであるからだ。

舩井幸雄氏には多くの事を教えられた。その中でも次の2つが強く心血に注入されている。ひとつは、ヒトの成長三原則である。(1)素直、(2)プラス発想、(3)勉強好き。もうひとつは「売上が欲しい時(仕事がない時)は手紙を書く」である。前者の3つの言葉は分かりやすく表現されているが意味合いが深い。

(1)素直は、何事に置いても聞く耳を持つ、既成概念に捉われない、良いと思ったことはすぐに行動するなどの意味がある。また、(2)プラス発想でもポジティブシンキングということだけでなく、ヒトに対しての許容であったり、困難な時にこそ勇気ある一歩を踏み出すなどの意味があり、(3)勉強好きは、いくつになっても目の前に置かれた新たな課題やテーマ、分野を知るための努力を怠らないなどの意味があると筆者なりに理解している。

今も尚、筆者はこの3つの言葉、視点を思い出し、自分に言い聞かせたり、クライアント先での人物評価の目安としている。

後者の「手紙を書く」というのは、会社を立ち上げ、その後、売上が足りない時(仕事がない時)に舩井幸雄氏が行ってきたことである。
筆者も同様にその事を思い出し、独立後は日々、手紙を書いたものである。そのお蔭で何とか当社も18年目を迎えることができた。

舩井幸雄様、ありがとうございました。安らかにお眠り下さい。