Top > メールマガジン「物流ナビゲーター」 > 第344回「今は関東関連の荷動きを狙うべし」

第344回「今は関東関連の荷動きを狙うべし」

新聞各社やニュースでは消費者マインド、経営者マインドを低下させないために景気に
関して好材料をクローズアップする傾向が強い。各省庁からの公式データとされるもの
でもマイナス要因にはやや抑えがかかっていると筆者は認識している。要するに好景気
を煽っているものの実態はそこまで良くないということである。
こと4月〜6月に関しては総体的に荷動き(経済活動)は悪い。理由は増税前に押し込
まれた2月〜3月の在庫がまだ捌けていないからである。ただ全てが悪いかというとそ
うではない。外国人の訪日観光客が増えており、中級グレードのホテルや土産物関連は
良く動いており、少しずつ動き出しているのが、やはり関東エリアの一都三県である。
本社が一都三県にあるかないかは関係なく、このエリアで生産、消費、購買などの経済
的な活動が成されているかどうかである。
クライアント先を見ても関東に活動拠点を置いている荷主企業、もしくはその製・商品
を扱っている物流企業が元気になっている。
関東エリア以外の会社は取引先を当エリアに持つ会社の動向、荷動きをチェックされる
ことをお勧めする。少し大雑把な見方かもしれないが、業種・業態・企業規模にアンテ
ナを常に張っているが、現在ではこのレベルの動きしか述べられないのが実情である。
通販物流では明暗が出始め、大手通販物流の成否が問われつつある。企業の勢いは格差
が拡大し資本力と人材を持つ大手企業が中小企業の生き残り経営を圧倒している産業が
多い。
いずれにしても7月に入ってからの浮上を狙い、その為の準備を万全に行っておきたい
ものである。