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第405回「トランプ政権で変わる物流」

皆さん、ご存じの通り、アメリカの次期政権はトランプ氏が担うことになりました。
大統領選で見せた毒舌ぶりもそのまま政権に持ち込まれる公算が非常に高くなったことで納税額の多い会社、大きな雇用を生み出す会社は名指しで国内にとどまるよう指示を出しています。
要するに保護主義を強烈に推進するアメリカが産まれ、世界を代表する大企業はアメリカに利益が残るようサプライチェーンのシクミが再編されるようになります。
長年、自由主義政策に賛同し、貿易インフラを構築した企業にとっては大きな見直しが必要となりそうです。
1つはグローバルサプライチェーンマネジメント推進企業によるサプライチェーンパターンの抜本的な見直し、もう1つは関税が変更される事による貿易国自体の見直し、更にアメリカを中心とする労働力変動による人件費の上昇とコスト上昇の懸念などが挙げられます。
これらの影響は世界に広がることは間違いありません。更にはトランプ氏とプーチン氏が友好路線になるのか、反日路線になるのかによっても、石油、エネルギー価格の変動が予想されます。
また、英国のEU離脱など、グローバル経済の大変動により、グローバルサプライチェーンも大きな再編が伴うでしょう。
日本の場合、東南アジアの周辺諸国と更なる強固な関係を築き、少しでもこの大変動の悪影響をヘッジすることが求められるでしょう。
自動車、電機などの業界は特にグローバル展開の中で大きな影響を受けることでしょう。
他には雇用を失った国々からの移民、密入国者対策も水際対策として重点を置かなければなりません。
2017年は激動の年となることは間違いないようです。