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第410回「配車(マン)はドライバーと喜怒哀楽を共にする」

輸配送面でプロフィット化と安全運行において重要な役割を果たすのが配車である。
配車に求められる機能の1つに「コミュニケーション機能」があるが、配車マンとドライバーとは“上下関係”はなく、“仲間”である。
新人ドライバーが相手である場合はしっかりと相談相手になってあげないといけないだろう。
また、一般ドライバーとは意思疎通が充分に図られなければ積み合わせや納品などと言ったドライバー業務が成立しない。時にはレクリエーション(焼肉、ボーリング大会など)において、ドライバーと仕事を離れた会話をすることも有効である。より家族的な親密な環境が意思疎通を向上させるのである。
とは言っても配車とドライバーが“仲良しクラブ”になっては危険極まりない。良かれと判断した場合は厳しくても指導、注意を発しなければならない。また、配車マンは運行管理者を兼ねることも多いことから、労働時間管理、アルコールチェック、点呼なども立場を切り替えて確実に遂行しなければならない。
配車マンはドライバーの定着率にも一役買っている。また、能力、資質に見合ったルート(業務)を設定しなければドライバーも会社もメリットはない。時には納品状況を確かめるために横乗りをすることをお勧めする。
配車マンがドライバーと同じ目線でない限り、物事の温度差は埋まらない。配車システムなど出回ってはいるが、最後は配車が舵を取るのである。
プロの配車マンとは車両損益を黒字にするだけでなく、ドライバーとのコミュニケーション力を上げ、意思疎通力を高めること、そしてドライバー退職の歯止め役になれること、そして報・連・相の鬼になれることであると筆者は認識している。