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第413回「誰もがわかり、できる現場づくり、その理由は。」

現場では誰もが“わかり”、そして“できる”現場づくりが急務になってきている。
その理由として次の3つがある。

1つ目は今にはじまった事ではないが、「初心者」に対する対応として、できるだけ早期に且つ確実に仕事を覚えてもらわなければならない。
ヒントになるのは小売業である。買い物客にできるだけわかりやすい売り場づくりを行っている。
このエリアには何を売っている(置いている)とか、ここには何がある(保管)されているなどの“ビジュアル化”が充実している。ちなみに「誰もがわかり、できる」という目安は初めて現場に入った新人や応援者が2日目で1人前のスタッフの約30%の仕事ができるレベルとNLFでは設定している。

2つ目の理由は「外国人労働者」である。
彼らに日本語表示の注意書きや棚番地は通用しない。従って、アルファベットと数字を用いて場所や仕事を明示しなければならない。
仕事については手順があり、システム化されている事が多いため、その事柄を修得してもらう事になる。アルファベットや数字で現場を表現するというのはロジスティクスの原点である。
元々、難民などが日雇いで欧米の物流現場で働いていた。多国籍であったため、英語が通じない現場が当たり前であったからだ。

3つ目の理由として「高齢者」対策がある。
同じ文字の大きさでも年を取ると段々見づらくなってくる。そのため対策を打っているところではアルファベット、数字など表示物、掲示物を非常に大きくしている。何も現場は自分達のスタッフだけではなく、入庫したドライバー、積み込みに来たドライバーも対象である。彼らも同じくして高齢化が進んでいる。

このように“視認性”を高めることが重要であり、その中には照度(250LUXレベル)に対するチェックも不可欠なのである。