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第425回「2018年を迎えて~近未来物流展望~」

皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくご愛顧の程、お願い申し上げます。

今回は“物流”の今年から、2020年を目処としたレボリューションについてお伝えしたいと思います。

一昨年頃から続いている「少子高齢化による人手不足」がキーワードとなり、一層深刻さを増しています。これによる変化は2つ。

1つは高齢者でも作業、運営ができる職場、現場づくり(ビジュアル化による視認性の向上、空調環境の整備、照度の適正化、“歩かせない”“持たせない”の実践など)と、もう1つは自動化の推進(ロボの投入、仕分け、ピッキングの自動化など)を求められるようになっています。

金融業界などと比べると無人化するには多くの年数を必要としますが、システム化を含めた自動化の推進を急速に検討する必要があると言えます。

また、依然として多くの業務に人員が必要となりますが、これらを盤石にし、定着率を向上させるためには“安心・安全な物流”の推進が不可欠となります。危ない、危険な現場、不安が解消されない職場には人は定着しないものです。

人集めには時給であるとか募集媒体、面接の行ない方などに意識が集中しますが、“受け入れ体制”がしっかりしていなければ採用した人も辞めてしまう“ザル”状態となるからです。

この“安心・安全”は社内だけではなく、顧客も求めていると言ってよいでしょう。誤出荷や異物混入などは“安心・安全な物流”とは言えません。

その他では運賃の高騰に対して車両回転率を向上させることができる配車力のある物流会社(共同配送含む)が支持されるようになってくるでしょう。

物流(業界)も他業界と同様に時間を経て大きな改革が求められているのです。