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第443回「リストアップは大切なアクション」

リストアップ。一見、地味な作業であるが非常に大切で、また整理の一環として、この後の優先順位の決定や役割分担など大きな影響を持っている。

探している物件のアプローチ先、ある情報の収集先、打診すべき(要望)内容の相談先など、多くの事柄において選択肢は千差万別である。しかし、これを思いつきレベルで対応していてはベターな結果は得られないものである。まずは思考の整理と抽出力の向上がその後の90%を決めると言っても過言ではない。意外とこの“リストアップ”を軽視して良い結果が得られないというPJや商談を多く見受ける。初めが肝心なのである。

リストアップは一気にやらないことも重要である。ある考えの基に対象先や方法をリストアップしてしまうが、この後、外部の人間や他の会議に参加するとなると、また新たな軸が出来ることがある。更にリストアップを加え、その“新たな軸”の元でまたリストアップを行なう。

期限がある場合が大半であろうから最終の見直しを含めて2週間で3回のリストアップには挑みたいものである。しかしながら、課題が1つある。それは現代のオフィス環境である。会社のPC、当PCの持ち出し禁止、タブレットの使用といずれも入力作業を伴うPCスキルやタブレットスキルが高い人には問題ないが、“リストアップ”が必要なビジネスマン層は中間管理職以上のヒトになり、また、この層にその大切なプロセスが貧相である傾向が強い。従って、初期のリストアップは意外とアナログが強い。メモとペンという超原始的なツールが移動中、通勤中のヒラメキを記憶から記録に収めてくれる。

タブレットをカバンから出そうとしている間にそのヒラメキがどこかへ行ってしまったという経験がないだろうか。また、通常よく使用するタブレット、スマートフォン、PCなどでは他の用事が入っているため、そちらに気を取られるというデメリットもある。

「リストアップ」はヒラメキの1つでもあるので専用ツールを一考してみてはいかがだろうか。

(再掲載)