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第448回「在庫の圧縮は全体最適で実施する」

物流は経営活動の最終アンカーと言われ、全社的な課題が物流工程で明らかになる場合が多い。生産過剰、仕入調整、ロット割れなどは「製造」や「購買」によく出るテーマである。

セール情報の共有化、需要予測精度の向上(販売計画)などは「営業」からよく出るテーマである。

在庫精度の向上(在庫を合わす)や製・商品の定期的な改廃、リアルタイムでの在庫情報共有化などは「システム」に深く関係する課題である。

このように各部署の課題・問題点が「物流」では欠品、在庫過剰、在庫差異などを発生させることになる。

物流工程でも返品処理、棚卸しの方法、適正在庫と発注点の設定などの改善が残されている場合が多い。

従って、在庫の最適化に必要なのは、各部署がそれぞれの役割、機能を果たし、多くのアイテム数を抱えるのであれば、WMSといったシステムの活用が前提であり、且つ製・販・物でのデイリーミーティングによる軌道修正、フォーキャストのメンテナンスが必要になる。

更に加味しなければならないのが、生産リードタイム、物流リードタイムの見直し、安全在庫を何日分とするのかという点に掘り下げられる。

状況によっては生産工場の切り換え、協力工場の新たな発掘と育成が必要となり、物流では混載便、直行便使用による多頻度小ロット入荷、輸送リードタイムの短縮、フォワーダーの見直しなどが必要となる。

いずれにしても孤軍奮闘の部分最適では在庫の最適化は困難である。

関連部署が集まって互いに何ができるか、何を担うかを決め、実行しなければならない。

(再掲載)