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第450回「食品、日用雑貨品、医薬品を深掘りせよ!」

どうやら荷動きが芳しくないようだ。一部の傭車ネットワークでも車両が余っていると耳に入る。景気、不景気に関係なく動いている荷物と動いていない荷物があるのだから、十把一絡げで状況を決めつけるのは良くない。

“動いている”というのは掘り下げると生命(呼吸をしているだけで消費する)とも密接な関係がある。食品、日用雑貨品、医薬品は大きな波動こそ見られない場合があるが、脈々と荷動きがある。

ここではこれら“三種の神器”に対する解釈が重要である。直接の食品、日用雑貨品、医薬品、そのものを扱うことだけを考えるのではなく、これらが動くと何が動くかを押さえることである。

副資材としてのラップ、緩衝剤や原料、原資材としての容器、シール、段ボール、水、砂糖、塩、界面活性剤、香料、そしてこれらの製造ラインを支えている機械、マテリアルハンドリング、システム、伝票発行の紙なども同様に動いている。廃棄も当然発生する。返品物流や廃棄物流にも目を向けなければならない。

更に“生”があるならば“死”もある。ローソク、線香、花なども必要であり、これらも動いていると言えよう。これら直接品にアプローチしても既存会社が担っているのは当然である。

そこで不足しているトラック、人手、出荷の輸配送が間に合っているのであれば、入荷の輸配送(調達物流の集約化)、また、熊本地震の復興需要とも言える九州方面への物流も動いている。

深掘りし、熟考し、執着力を持って行動すれば必ず、動いている製品、商品に巡り合える。
(再掲載)